S-VHSに付いてる補正機能を簡単に紹介

S-VHSを調べると高画質化のいろんな機能が付いていますが、専門用語が多すぎて意味が分からないものもあると思います。
S-VHSに付いているであろう主な機能についてその効果を簡単に紹介。
デッキ選びの参考にしていただければ幸いです。

機能一覧

S-VHS規格

水平解像度“がVHSの240TV本から400TV本以上にアップ!!

水平方向に垂直と同じ幅を横にとり、その範囲内に引いた黒白の垂直の線が何本まで見分けられるかということで映像の精度を計る。
Wikipedia 水平解像度 より引用

撮ったテープがVHSなら再生される画質もVHSレベルなので、画質が向上するわけではない。
S-VHSの高画質を堪能したいならS-VHS専用テープが必要になる。

Hi-Fi

VHS規格の音声信号
カセットテープなどと比べて音質がかなり劣っていたVHS初期の音声信号(ノーマル音声)を
改善するため開発された。1983年に登場。

3次元Y/C分離回路

カラーのコンポジット映像信号を輝度信号(Y信号)と色信号(C信号)に分離すること、もしくはその回路のことをいう。
テレビ会議用語集 Y/C分離 より引用

コンポジット映像信号は輝度信号と色信号を合成して送信している。送信の過程で信号が一部混ざり画質が劣化する。合成信号にはコンポジット端子(黄色のRCA端子)が使用され、分離信号にはS端子が使用される。(VHSテープの再生画質では2つの違いが分かりにくい。個人的感想)

3次元DNR(デジタル ノイズ リダクション)

ザラザラした色ノイズを抑え、画像の輪郭をクリアーにする。

※画像はイメージです

(昔の商品パンフレットによく載ってた感じの画像)

デジタルTBC(タイム ベース コレクタ)

テープの伸びや回転ヘッドの走行ムラによって生じるジッターノイズ(横揺れ)を抑制する。

※画像はイメージです

効果絶大なのでS-VHSデッキを買うならデジタルTBCが付いているものをおすすめします。

19ミクロンヘッド

3倍速の録再に適したヘッド
3倍速で録画されたテープの再生画質が向上する。

S-VHS ET録画

S-VHS専用テープではなく、VHSテープにS-VHSと同じ画質を録画出来るようになる機能。
使用する場合はハイグレード以上のテープを使用することが推奨されている。
録画をしないなら無くていい。
ロマンはある。

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